挨拶

皆様に信頼され、親しまれる同愛会を目指して

 この度、白倉賢二前理事長の後任として、同愛会の理事長を拝命いたしました。私は平成9年に東京大学第三内科から群馬大学第二内科に赴任し、以来24年間、群馬大学昭和キャンパスにてお世話になりました。同愛会の前身は、1944年(昭和19年)に前橋医学専門学校附属医院の開設と同時に、初代校長からの出資金により設立されました。翌年には当時の文部大臣より財団法人の認可を受け、病院内の給食や売店業務を行っておりました。2012年(平成24年)には一般財団法人へ移行し、今日まで約77年間、業務を拡大しながら、群馬大学医学部附属病院とともに歩んでまいりました。群馬大学医学部附属病院が、患者様、ご家族、介護する方々、そして全職員の方々にとって、信頼され、親しまれる病院になりますよう、財団の仕事にたずさわれることに感謝いたしますとともに、先人が築き上げてこられた長い歴史と役割の大きさを考えますと、その重責に身が引き締まる思いです。
 財団の目的は①群馬大学医学部附属病院の患者様や介護者に良い環境を提供するお手伝いをする、②病院や医学部で働く教職員、研修医や医学を学ぶ学生たちの活動を支援する、③医学部附属病院、医学部そして群馬大学の発展に貢献する、とされております。この目的のために院外薬局、アメニティモール、ローソン、レストラン、薬店、生花店、理美容室、駐車場、自動販売機運用等の事業を行い、そのほかにランドリー、寝具貸与、テレビ、インターネット業務なども行っております。院外薬局の同愛会薬局は、1976年(昭和51年)に群馬大学医学部附属病院の第二薬局として業務を開始し、1982年(昭和57年)6月に現在の同愛会薬局と名前を変えました。また、立体駐車場や病院内施設の一部は財団からの寄附により整備されたものです。同愛会の事業は病院の医療活動を下支えする重要な業務であり、患者様、教職員、学生にとって有益な活動を行うことが、同愛会の目指す社会貢献につながると考えております。群馬県におきましても新型コロナウイルスの感染拡大は大きな不安をもたらしています。このような時期にあり、同愛会は皆様の生活に日々貢献し、群馬大学医学部附属病院および地域医療の発展を目指して活動してまいりたいと思っております。ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

理事長
倉林 正彦

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