『病める人に寄り添う薬局』を基本理念とする同愛会薬局は、昭和51年6月、群馬大学医学部附属病院（群大病院）「第二薬局」として群大病院内にて業務を開始しました。昭和59年4月に現在の群大病院正門前に移設し、数度の増改築を経て、患者さんに優しく、職員も働きやすい環境になりました。

設立の経緯や立地から群大病院の患者さんを主として、県内外100以上の医療機関からの多様な症例の処方せんを扱うため、最新の治療薬はもちろん、多くのジェネリック薬品なども含め2400品目を超える幅広い医薬品を扱っています。また、生薬を用いた漢方薬の調製も行っています。

自宅や施設などで療養している患者さんの増加に伴い、在宅医療にも積極的に取り組んでいます。医師に正確な処方提案ができるよう、他の医療職種との連携をはかり、患者さんの悩みを聞き、相談に乗るなどして状態を具体的に把握できるよう努めています。

夜間休日の電話相談の受け付けや、患者さんの希望に合わせたお薬相談や栄養相談などを開催し、地域の健康相談窓口としての機能の充実をはかっており、平成27年4月には「健康づくり支援薬局」として認定されました。

各種学会や研修会にもできるだけ薬剤師を派遣してスキルアップをはかり、個々の患者さんに適切な薬物療法ができるよう努めるとともに、各種認定薬剤師の資格が取れるように配慮しています。

私自身も群大病院における40年の臨床経験を薬局運営に生かして、よりよい薬局を目指します。